【介護研修】その子、ヤングケアラーかも? 9.9歳から介護を担う子どもたち 〜介護現場で出会うヤングケアラー 私たちにできる支援とは〜
公開日: 2026/1/29
「その子、ヤングケアラーかもしれません」——訪問先のご家庭で、家事や祖父母の介護を担う子どもに出会うことがあります。ケア開始の平均年齢はなんと9.9歳、クラスに1〜2人いるとされる身近な存在です。2024年6月の法改正で、国・自治体の支援対象として明確化されました。この研修では、新人職員が知っておきたいヤングケアラーの基礎知識、訪問時に気づくためのサイン、そして子どもの心に寄り添う声かけのポイントを学びます。
📖 この研修のポイント
ヤングケアラーとは——“当たり前”の陰にいる子ども
ヤングケアラーとは、本来大人が担うはずの家事や家族の介護・世話を日常的に行っている18歳未満の子どもを指します。高齢者宅に同居する孫、親が病気・障がいで介護が必要な家庭、経済的に大人の手が足りない家庭など、介護現場で出会う可能性は決して低くありません。2024年6月の法改正で、国・自治体が支援すべき対象として明確に位置づけられました。
訪問時に気づく——早期発見のチェックポイント
早期発見のカギは、訪問の場での小さな違和感です。「子どもの様子」(いつも疲れている、学校を休みがち、年齢に不釣り合いな責任感)、「家族の状況」(親が病気・障がい、経済的困窮、大人の姿が見えない)、「介護場面での気づき」(子どもが介護用品に詳しい、利用者のケアを担っている)——複数が当てはまったら要注意。まずは職場内で情報共有を。
心に寄り添う——声かけと傾聴のポイント
子どもへの声かけは、気持ちに寄り添い安心感を伝えることが大切です。「いつも頑張っているね」と労いを認める言葉は◎。一方「偉いね」「家族なんだから当然」「大変でしょう」と決めつけ・押しつける言葉は、子どもを追い込むため避けます。話を最後まで聴き、批判せず、本人のペースを大切にする——その傾聴の姿勢が、信頼への第一歩になります。
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